夏場にアイスクリームなどを食べた際、そのアイスクリームの雫が床に落ちているところにアリが密集するという経験をしたことはないでしょうか？このような状態になっていると、その家にはいわゆるアリの道がついてしまい、このような食べ物を落とすことがあると常にアリがそれを持っていくとか、自宅に常時アリが滞在しているという現象が起こります。一度アリに住み着かれてしまうとアリに噛まれてしまうという被害なども考えられますから、できるだけその駆除を行わなければならないと言えるでしょう。しかし、このアリの駆除は一筋縄ではいかず、根こそぎ駆除しなければならないという問題点があります。

アリは根こそぎ駆除しなければならない理由としては、皆さんもご存知の通りアリは地下に大きな巣を作ってそこで繁殖を繰り返すため、表面上に出てきているアリだけを駆除したとしても次のアリの被害をストップできるわけではないからです。アリの被害を無くすためには、これから生まれてくるであろうアリの駆除も行っておくべきなので、結果的に巣ごと根こそぎ駆除する必要性が出てきます。

アリの駆除の方法としては、表面上に出てきているアリに餌に見立てた駆除剤を食べさせ、それを巣にまで持って帰らせて巣のアリを間接的に駆除する方法やアリの巣を見つけてそこに駆除剤を噴射して撃退するなど直接的な駆除方法などがあります。間接的な方法であれば駆除効果はやや低いものの手軽に行えますし、逆に直接的な方法であれば駆除効果は高いですが巣を見つける手間や駆除に技術が要るという点から、やや労力が必要になってくるのが特徴です。ただどちらの方法でも、根元の部分、つまりアリの巣から駆除できるためアリ駆除のセオリーには則っていると考えられます。

アリの駆除はどれだけ地上に出ているアリを個別に潰したとしても完了するものではありませんから、効果的に根こそぎ駆除できる方法を行いましょう。